エンディングノートの保管方法!保管場所でおすすめは?

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エンディングノートを書き始めたとして、ではそのノートをどこに保管しておこうかと考えた時、貴方は真っ先にどこが思い浮かびますか?

 

「大切なものだけれども今は見られたくない」としまい込んでしまいたくなりますよね。

 

けれど病気で入院したり、急に亡くなってしまった時に家族が見つけられずでは元も子もありません。

保管場所のおすすめはあるが決まりはない

保管場所に決まりはありませんので、基本的にノートはどこにしまって置いても大丈夫です。

 

とはいえ、大事なものですから玄関の見えるところなどはあまりいいとはいえません。

 

そして、いざというときには家族の手にきちんと渡るように配慮しておくべきでしょう。

 

おすすめの保管場所とは

通帳や健康保険証などの大切な物と一緒にしておくと家族から見つけやすいでしょう。

 

自分の部屋の引き出しや戸棚・仏壇の引き出しなどが多いですね。

 

保管をする際に注意すること

個人情報だということを理解して保管場所を決める

エンディングノートには

  1. 自分の情報
  2. 運転免許証やパスポート、有価証券、保険証や実印の在り処
  3. 銀行の通帳の在り処と暗証番号
  4. クレジットカードとそのログインIDやパスワード
  5. 介護・入院・葬儀・お墓・財産についての希望
  6. 誰かに向けてのメッセージ

など個人情報が満載です。

 

それだけでも他人の手に渡るのは望ましくありません。

 

また、相続に関することやメッセージなどは生前に他者に知られてしまうとトラブルになってしまう可能性も秘めていますが、鍵があれば見られる心配がありません。

 

それを踏まえ、しっかりとした鍵がかけられる場所に保管することをおすすめします。

 

保管場所は「誰か」には伝えておく

誰にも伝えないことは、見つからないというリスクになります。

 

ノートがあることを家族が知らないとそのまま葬儀や相続が終わってしまい、自分の意志表示が無駄になってしまう可能性が非常に高くなってしまいます。

 

ノートは誰かに見てもらうことに意味がありますので、必ず誰かに伝えておきましょう

 

その際には、

  • 信頼できる人
  • できるだけ近くに居る人(遠方ではすぐに駆け付けられず間に合わない場合もある)

を選ぶようにしましょう。

 

一人でなくてもかまいません。

 

自分のお眼鏡にかなった人でしたら何人に知らせておいても大丈夫です。

 

複数人であれば一人が忘れていても、違う人が覚えていてくれたりしますので安心ですね

 

保管場所はすぐに取り出せるところに

いざという時にすぐに家族が手にできるところにするべきです。

 

大事なものだからと物置小屋の奥や屋根裏部屋などにしまってしまうと、家族が忙しさに追われて探すことができずに忘れられてしまう可能性があります。

 

仏壇や、箪笥化粧台飾り戸棚の引き出しなど日常的に目に入る場所がよいでしょう。

 

とはいえ、鍵付きのタンス・化粧台が家にない方もいるでしょう。

 

その場合、こればかりはそれぞれの自宅で違いがあるので、一概にここが良いと言うことはできません。

 

自宅の中で比較的取り出しやすく、防犯対策にも良い場所はないか探してみましょう。

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おすすめしない保管場所

銀行の貸金庫

確かに銀行の貸金庫は安全でしょう。

 

誰にも見られず盗まれる心配もゼロに近いですので。

 

ただ、私はおすすめできません。

 

何故なら貸金庫を他人が空けるには非常に煩雑な手続きが必要だからです。

 

その煩雑な手続きに加えて時間がかかりますので金庫をようやく明けた時にはすべてが終わっていたということになりかねません。

 

つまりエンディングノートの意味がなくなってしまうのです。

 

他人の手に預けること

エンディングノートは随時更新して変更をしていくものですので、他人に預けるのもおすすめしません。

 

「自分で持っていて発見されないよりは」と思う気持ちもわかりますが、個人情報の観点からも、紛失や盗み見の観点からも他社の手にゆだねるのではなくしっかりと自分で管理をしましょう。

 

発見されるには場所を伝えておけばいいことなのです。

 

いくら信頼している人であろうとトラブルになるリスクは避けたほうが無難といえます。

エンディングノートを書くメリット・デメリット!自分の意思表示のツールに

 

まとめ

エンディングノートは貴方の大切な財産の一つです。

 

自分の意志が家族に伝わるように保管場所から備えておきましょう。

 

エンディングノートを書き始めるきっかけはこちら

エンディングノートは何歳から?書き始めるきっかけを紹介

 

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