皆さんは老後に対してどのような不安を持っていますか?
老後を「これまでは忙しかったから晴れてのんびりと」なんて不安なく思えるのはほんの一握りの人以外にはいないでしょう。
最近では不安しかないという声も多く聞こえます。
では、実際に何が不安としてあげられるのかランキング形式で紹介していきます。
5位:孤独
最近はお一人様が増えている現代。
他者と言葉を交わして笑いあったり、喧嘩をしたりなどの関わりが全くなく、孤立してしまう方も増えています。
結婚しなければ親が亡くなった時点で一人になる人が多いでしょう。
けれど、家族がいなくて一人だということが決して孤独ではありません。
友達が多かったり、地域とかかわりがあったりする人もいるでしょうし、家族が居たとしても意思疎通がうまくできず孤立したりと様々な要因がからんできます。
孤独のすべてが悪いとはいいません。
けれど、人によっては「寂しい」とどうしても感じてしまうのもまた事実です。
孤独に寂しいと関してしまっては心身に変調を来たします。
寂しさを感じた人は体力・気力が低下しやすい事がわかっているからです。
また人とのかかわりがなければ張り合いややりがい、楽しみがなくなってしまうことも考えられます。
人は人に頼りにされたり、認められたりすると満たされる傾向があるので孤独は老後の天敵といえるでしょう。
⇒老後の一人暮らしが寂しい時の対処法!孤独を解消するコツとは?
4位:怪我
怪我をしてもすぐ治る、というのは若者の特権です。
歳を重ねての体の衰えは少なからず仕方のないことですが怪我をすれば治るまでの時間が失われてしまうことになります。
転びやすくなったり、つまづきやすくなったりとしますので気を付けなければいけなくなります。
転んだだけで骨折してしまい、治りが遅いために動けず体が衰えてそのまま寝たきりになってしまう、というのは最悪のパターン。
動けなくなってしまうことは非常にストレスにもなってしまい、いいことは一つもありません。
3位:介護
自分が歳をとり体が上手く動かせなくなってきた時、自分の介護をどうするのかも簡単には消せない不安の一つですよね。
できたら自分一人で何でも自分のことはやりたいもの。
しかも介護は一度必要となると、最期の時まで必要なることが多いので余計に不安は増します。
その分、介護を託す人に負担を与えてしまいことになりますし、公的サービスを利用しようとするとその手続きや利用料金が立ちはだかることもあります。
特に頼る人がいない場合は、より不安は大きくなるでしょう。
2位:病気
病気は恐ろしいものです。
病気になってしまうと心身がショックを受けてしまいますし、どうしても人に頼らざるを得ないことが出てきます。
大病であればあるほど、影響は大きいものでしょう。
特に年齢を重ねれば重ねるほど病気のリスクは高まる傾向があります。
それは体全体の衰えですのでどうしようもないとあきらめるしかありません
高齢者に多いのはがん、肺炎、高血圧、心筋梗塞、痴ほう症など述べるときりがありませんが、いつ何時、病気になるかわからないということ自体にまた不安が募ります。
1位:お金
堂々の1位は当然と言えば当然の「お金」。
老後でなくてもお金は生活するのに必要不可欠なものですが、老後はその収入が激減するので不安は積もるばかり。
不労所得があれば話は別ですが、多くの人は職を去ることになりますからね。
そうすれば年金と貯蓄を切り崩す生活になります。
減り続ける資産に安堵する人はいません。
それに加えて最近のニュースでは特に老後のお金に関して色々と取り上げています。
- 年金がもらえない
- 年金受給額が減る
- 人生100年時代の到来(=生活費がかかる)
- 人口減少と高齢者増加による医療費の負担増
など、お金に関するニュースは明るくはありません。
自分が何歳まで生き、いくらの生活費が必要なのか正確に計算できないのも不安を募らせてしまう要因ですね。
まとめ
老後の不安のランキングはいかがでしたでしょうか。
貴方の想っていた通りでしたか?それとも違っていましたか?
まずは何が不安なのかを正しく認識し、不安なことと向き合っていきましょう。
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