皆さんの老後の一人暮らしのイメージとはどんなものでしょうか。
「悠々自適」のこの言葉が浮かんではきませんか?
家で人とのつながりが不要な一人暮らし。
そこには何にも邪魔されず、何にも脅かされない自分だけの生活があるのです。
気になる老後の一人暮らしの魅力をくわしく見ていきましょう。
目次
一人暮らしが楽しい理由とは?
一人暮らしだからこそ楽しく感じられることがたくさんあります。
それは、
- 自分の時間を邪魔されるのことの無い安心感
- すべての時間が自分の物であるという満足感
仕事などで社会に縛られてきたものからの解放感も加わってより一層老後の一人暮らしは楽しいことなのです。
気を遣われることがない
歳をとってくると少なからず衰えが始まります。
それは仕方のないことですが、身近な人にそれを指摘されたり、親切だとしても高齢者扱いされてると自分が感じてしまうと気分は落ち込みますよね。
例えば、
- 娘に「補聴器をつけたら」と言われた
- 息子に「歩くスピードが遅くなったね」と言われた
- 家族からプレゼントに杖をもらった
など、
周りの人には事実を言っているだけでも言われているほうは複雑な気分になるものです。
一人暮らしではこのような煩わしい言葉のやり取りはありません。
また、逆に家族に気を遣うこともありません。
テレビの音が聞こえにくくて家族に「音を大きくしてくれ」と言いにくいなんてこともないのです。
自分のペースで生活できますので非常に気が楽ですね。
自由きままである
一人で暮らしているが故の自由ですね。
仕事をしているときは、仕事中心で生活はまわっていることでしょう。
友人からの誘いがあっても、仕事で休みが合わなかったりとできなかったこと、逃したことは少なくないはずです。
また人には苦手な人や嫌いな人がいて当然です。
仕事関係ではそのような人でも我慢して付き合わなければいけませんが、解放された老後は好きな人とだけ付き合えばいいのです。
趣味に没頭できる
時間の自由が利くので自分のペースで好きなだけ趣味に没頭することができます。
仕事に従事していた時よりもはるかに時間が取れるので満足度が高いのです。
一日中没頭していてもいいですし、今日はこれくらいと気分次第で切り上げてもよし。
趣味の物を出しっぱなしにしておいても何も問題ありません。
一人暮らしの楽しみ方
一人暮らしの楽しみ方のコツは、自分のペースで自分の興味のあることを「やってみよう」と思ったことを実践してみることです。
これは時間が自由に使える人だけの特権です。
またここでは一人で楽しめるものをいくつか紹介しますね。
カラオケ
一人でカラオケって「寂しい」とか「恥ずかしい」というイメージがありませんか?
全然そんなことはありません。
一人でのカラオケのいいことは、
- 声を出すことでストレス発散できる
- 自分のペースで歌を歌える
- 歌うことで体力維持ができる
- 肺活量の衰えを軽減できる
など、自分のペースで行えば健康維持にも効果があります。
声を出すということは深く呼吸をするので腹筋や背筋を使うので、意外に体力が必要で体力維持にもってこい。
さらにカラオケは気分もすっきりして一石二鳥なのでお勧めです。
釣り
海や川で行う釣りもお勧めできます。
釣り方にもいろいろありますが、比較的釣りはゆっくりと時間をかけることになります。
餌を垂らして待っている時間、ルアーを投げて魚がかかるまで繰り返す時間。
その間、ゆっくりと自然に浸ってリフレッシュできますし、自分のペースを崩されることなく最初から最後まで行えます。
また自分で釣った魚を食べるのは格別の味でしょう。
一人旅
一人旅は近頃人気が出てきている一人での楽しみ方です。
一人での旅がお勧めな大きな理由は気兼ねすることがないという点です。
誰かと一緒に旅をしているとどうしても相手を気遣って合わせたり、伺ったりしなければいけませんが一人ではその煩わしさがありません。
相手と日程を合わせる必要もありませんし、無計画に行こうと思えば「明日どこか行ってみよう」という気持ちだけで出発することもできます。
またどこかに出歩くということは、それだけで体力維持にもつながります。
もちろん気心の知れた方と一緒に行く旅行を老後の楽しみにしている方も多くいます。
勉強
意外かもしれませんが、一人暮らしというのは勉強をするには絶好の環境です。
体だけでなく脳の健康のために興味のある分野を勉強するというのはお勧めです。
資格がとれるものであれば資格を取ることがいい目標になります。
脳と体の健康はいつになっても大切です。
まとめ
一人暮らしは自由そのもの。
解放感を感じ自分がやりたいこと、したいことを老後の一人暮らしで思う存分にしてみましょう。